みなさん、こんにちは!
いよいよカピターノミッキーマウスルームの天井画紹介も、今回でラストとなりました。
今回紹介するキャラクターは、前回よりも更にマニアックで元キャラクターを探すのにかなり苦労しました...
それではいってみましょう!
VULPECULA(きつね座)・・・フォクシー・ロクシー
こちらは、短編映画「きつねとヒヨコ」に登場するフォクシー・ロクシーです。
こちらの作品はイギリスの寓話「チキン・リトル」を元にしたお話で、ディズニーには珍しくバッドエンドと言ってもいいような衝撃作です笑
フォクシー・ロクシー、割とかっこいいお顔をしていますがとんでもないワルなのです!
さて、こちらのきつね座は、「こぎつねと鵞鳥座」という星座でした。
近代になってから作られた星座なので、神話などは存在しません。
CAPRICORN(やぎ座)・・・ヤギ
こちらは、短編映画「ドナルドとヤギ」に登場するヤギです。
こちらの作品では、ドナルドとグーフィーがポスターを貼るアルバイトをしていますが、そのポスターをこのヤギが食べてしまいます(あるあるですね)笑
こちらのやぎ座は、ギリシア神話の羊飼いの神パーンであるとされています。
やぎ座の星座のイラストは上半身が羊で下半身が魚の姿をしているものがよくあります。
これはなぜかというと、神々が川の側で酒盛りをしていた時に突然怪物テュフォンに襲われ、みな慌てて姿を変えて逃げたのですが、
パーンはあまりに慌てて川に飛び込んだので水に浸った下半身だけが魚になり、上半身はヤギのままでした。
それを面白がった大神ゼウスがそのまま天に上げ、星座になったということです。
APIS(みつばち座)・・・スパイク
こちらのキャラクターは、ドナルドやプルートの短編にしばしば登場するハチのスパイクです。
体は小さいですがとても賢い子で、色々な方法でドナルドやプルートとやり合います笑
なんだかチップとデールに通じるところがあるかもしれませんね!
こちらのみつばち座、実は"はえ座"というのが正式な名前です。
当初、ドイツのヨハン・バイエルンが出版した星図書(全ての星座をまとめた最初の星図書でした)には"みつばち座"と記載されていました。
しかし、のちに出版された他の星図書では"はえ座"と"みつばち座"が混ざっているものも多くありました。
最終的にフランスの天文学者であるラカーユが"はえ座"としたことで、今ではそちらが正式名となっています。
さて、4回にわたってお届けした天井画紹介でしたが、お楽しみいただけたでしょうか?
今回元キャラクターを探すにあたって色々なディズニーアニメーションを見たのですが、
古い作品であっても全く色褪せず楽しめるディズニー作品は凄いなあと、改めて感じました。
特にシリーシンフォニーシリーズなんかは、セリフがほぼない作品もあるのに、イラストと音楽だけでストーリーが分かるのがとにかく凄い!
音楽もパークのBGMに使われているものもあって、あ!この曲ってこの作品なんだ!という発見もありました。
みなさんも、機会があったらぜひご覧になってみてください!
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
また、次のブログでお会いしましょう!